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象山学


「キャリアビジョン(自分の将来像)」を明確にするために。

「象山学」は、江戸時代末期の日本に大きな影響を与えた洋学研究者、佐久間象山にちなみ、命名されました。各分野で社会の課題に挑戦し、活躍している人たちの話を聴くことで、自分の生き方や社会の未来について考えるきっかけとなります。
社会に出てからは、直面する様々な課題に対して解決方法を導き出せる力が求められます。将来何がしたいのか、そのために大学で何を学び、どのような生き方をしていくのかを、自ら考える上で「象山学」は大きな刺激となっています。

※健康発達学部は選択科目です。
ゲストスピーカーの言葉で見えてくる自分のありたい姿。
起業家や経営者、行政関係者など社会をより良い方向に変えようとしている著名なイノベーターをゲストスピーカーとして迎え、具体的な取り組みやその背後にある想いなど、それぞれ違う切り口から語っていただきます。視野を広くもつことで将来への道筋が明確なものになると考えます。
自分で課題を見つけ解決する力を養うために。
社会に出て直面するのは正解のない問題。自ら仮説を立て、現場で実践しながら課題を解決していく力が求められます。
象山学では、ゲストスピーカーによる「講義」とその翌週に行われる「ワークショップ」を1セットとし、繰り返し行われます。
自分が“何のために学ぶのか”を考えることで目的意識を醸成し、失敗を恐れず挑戦する力を育成します。
ゲストスピーカーに共通していることは、社会をより良い方向に変えていくためにチャレンジしていることです。頭で考えているだけでは問題は解決しません。未来のありたい姿を描いた上で、自ら仮説を立て、実行に移せる人こそが現代社会に求められているのです。
講義後のワークショップでは、興味がある課題や共感できる課題を自ら見つけ出し、グループごとに議論する時間が設けられています。同じ志をもつ仲間の考えに触れることで、自分の将来や生き方、夢を実現するために学ぶべきことを考えるようになります。それと同時に人の意見を聞くことや、自分の考えを分かりやすく相手に伝えるスキルも伸ばせると考えます。講義を聴いた学生の中には、ゲストスピーカーの会社に見学に行ったり、起業に向けて勉強を始めたりするなど、力強く一歩を踏み出す学生もいます。
「象山学」では、ビジネスのノウハウではなく、講師の生き方を通して、困難に立ち向かう姿や仕事に対する熱意、最後まで諦めずにやり抜く力、すなわち「人間力」を磨き上げます。

答えのない未来を想像することで、自分のやるべきことが見えてくる。

首藤 聡一朗 准教授

首藤 聡一朗 准教授

実社会でイノベーションを起こし、社会に貢献している方々から学生が受けとるものは、学生にとってとても貴重だと私は思います。ボランティア活動を始める学生、自分でビジネスを始めようとする学生など、ゲストスピーカーに刺激を受けて、行動に移す学生も多くいます。必ずしも答えがあるわけではない現実の問題に挑戦している方々の姿は、学生が自らの生き方を考え始めるきっかけとなってくれるはずです。