グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  学部・学科 >  大学生活を知る ‐学生広報インタビュー‐ >  学生広報インタビュー Vol.4 -4年間の学び‐

学生広報インタビュー Vol.4 -4年間の学び‐


-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
長野県立大学での4年間をよりリアルにお伝えするために、2026年3月に卒業した4年生に学生広報委員が大学での学びだけでなく、長期休みの過ごし方などもインタビューしました。

ゲスト:荒木唯伽さん(長野県立大学健康発達学部こども学科4年(取材当時))
聞き手:山﨑なご実(長野県立大学グローバルマネジメント学部1年)                  構成:入試・広報室
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

地元で保育を学びたい。から始まった4年間

 
 

__まず県大に入学することを選んだ理由を教えてください。


私は長野県出身で、幼い頃から「地元・長野で保育を学びたい」という思いがありました。また、長年続けてきたダンスでお世話になっていた先生や仲間とのつながりを大切にしたいという気持ちもあり、県内で進学したいと考えていました。
大学を調べていく中で、県大のこども学科は1学年40人ほどの少人数制で、教員が約15人と手厚い体制で学べることを知りました。教員との距離も近く、深く学べる環境だと感じ、「自分にぴったりの大学があるんだ」と思ったことを覚えています。国公立大学であることも魅力でした。

_大学生活でもダンスは続けていたのですか?

はい。小さい頃からお世話になっているダンスの先生のつながりで、キッズ向けダンススクールの活動にも関わっていました。
高校生の頃からSmile Flowerという団体でアシスタントとしてレッスンに参加していて、大学生になってからもその活動を続けていました。平日は週2回、夕方から夜にかけてレッスンがあり、土曜日にはキッズ向けのダンス講師として指導しています。
ダンスは、大学生活の中でも大きな軸になっていたと思います。

_県大といえば 1年次全寮制ですが、寮生活はいかがでしたか?

私の学年はコロナ禍の影響があり、寮に入れる人数が限られていました。私は実家から通うことを選び、寮には入りませんでした。
もともと長野の街の雰囲気が好きで通学を選びましたが、友達が誕生日パーティーをしたり、寮で交流したりする様子を見ると「入ってみてもよかったかもしれないな」と思うこともありました。1年だけでも経験してみたら楽しかったかもしれないですね。

海外プログラムで広がった視野

 
 

_海外プログラムでは、どこに行きましたか?

こども学科の海外プログラムでは、全員でフィンランドに行きました。

_海外プログラムを通して思い出や成長したことがあれば教えてください。

初めての海外だったので、とてもワクワクしていました。3週間、こども学科の仲間たちと一緒に過ごした時間がとても楽しかったです。
フィンランドでは、保育や教育の現場を見学しました。施設や教育環境がとても整っていて、「日本もいつかこうなるのかな」と思うほど先進的な印象を受けました。
特に印象的だったのは、子どもを見守る保育の姿勢です。日本では先生が子どもの近くでサポートすることが多いですが、フィンランドでは少し離れた場所から見守りながら、子どもを信頼して任せる保育が行われていました。子どもたちは自分のやりたいことに取り組みながら、のびのびと過ごしていました。
また、保育士の配置人数も日本より多く、先生方にも余裕があるように感じました。日本では忙しく慌ただしい現場も多いですが、フィンランドでは子どもと先生の間に信頼関係があり、ゆとりのある保育が行われていると感じました。


 

_海外経験を通して、自分の中で変化したことはありましたか?

大きく2つあります。
1つ目は、英語に対する自信が少しついたことです。園長先生の話を1時間ほど聞く機会があったのですが、翻訳機を使うのは失礼かなと思い、自分の力で理解しようとしました。すべてを完璧に理解できたわけではありませんが、要点をつかむことができ、「意外と聞き取れているかもしれない」と感じました。
2つ目は、自分の保育観についての気づきです。フィンランドの自然保育はとても魅力的でしたが、実際に見学してみると「私の保育観とは少し違うかもしれない」と感じました。理想的だと思っていた保育でも、自分に合う・合わないがあることに気づいたことは、大きな発見だったと思います。

_ありがとうございます。英語集中プログラムを通して4年間で英語力は成長しましたか?

正直に言うと、最初は「やらされている」という気持ちもありました。でも振り返ってみると、少しずつ力はついたのではないかと思います。
高校生の頃の英語力は特別高かったわけではありませんが、大学では外国人の教員の授業も多く、話さざるを得ない環境がありました。日常の挨拶や会話を重ねる中で、自然とスピーキング力が伸びたように感じています。

ダンス・アルバイト・旅行 充実した毎日

_長期休みはどのようなことをして過ごしていましたか?

ダンスのレッスンや大会の準備、アルバイトなどで忙しく過ごしていました。個人レッスンを担当することもあり、1対1や少人数で指導することもありました。
アルバイトは、お弁当チェーン店で3年間、児童館で4年間働いていました。そのほかにもパン屋さんやダンス関係の仕事など、いくつか経験しました。
振り返ってみると、丸1日何も予定がない日は数えられるくらい、忙しい4年間だったと思います。

_お出かけなどもされていましたか?

はい。友達とカフェ巡りをするのが好きでした。
入学前は「カフェ巡りってお金がかかるだけでは?」と思っていたのですが、大学に入ってから長野には素敵なカフェがたくさんあることを知り、気の合う友達といろいろなお店を巡るようになりました。

_ゼミはどのような感じでしたか?

私は太田ゼミに所属していました。とても自由度の高いゼミで、テーマも幅広く研究することができました。
太田先生は保育学の分野でとても有名な方で、学生には「学生時代はいろいろな経験をしてほしい」とよくおっしゃっていました。九州や北海道など、さまざまな場所に行って経験を積むことも保育に生きるという考え方です。
ゼミでは見学や学びの機会も多く、太田先生と話をする時間もとても貴重でした。授業だけでなく、人生の先輩として多くのことを学ばせていただいたと感じています。

_就活はどのように進めましたか?

最初は「公立園の保育士になった方がいいのでは」となんとなく考えていました。福利厚生なども整っているイメージがあったからです。
ただ、自分が本当に保育士になりたい理由を考えたとき、「ダンスを続けたい」という思いがあることに気づきました。公立園だと副業の扱いが難しい場合もあるため、最終的には私立園を中心に考えるようになりました。
県大の教員方とつながりのある園を紹介していただきながら、10園ほど見学しました。
最終的に決めた園は、子どもたちがやりたいことを大切にする自由保育の園でした。外国にルーツを持つ子どもも通っていて、世界に目を向けた保育を行っている点にも魅力を感じました。
見学を重ねる中で、「100%完璧な職場はない」ということにも気づきました。新卒で一番いい園を選ばなければいけないと思っていましたが、最終的には直感も大切にしながら決めました。

少人数だからこそできる学び

_それでは最後に在学生やこれから入学する新入生へ伝えたいことがあれば教えてください。

大学生活はよく「人生の夏休み」と言われますが、県大に入学することで、その時間をより充実したものにできると思います。
特にこども学科は少人数制なので、教員との距離がとても近いです。キャンパスを歩いていると教員と会うことも多く、名前や顔を覚えてくださっていて、授業の話だけでなくプライベートの話をすることもあります。
こんなにアットホームな関係の大学はなかなかないのではないかと思います。
ぜひ、長野県立大学で充実した学生生活を送ってほしいです。お待ちしています。

_本日はありがとうございました。荒木さんのこれからのご活躍を心より応援しています。