グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  学生生活 >  学生生活サポート情報 >  大学生活に潜むトラブル(注意喚起)

大学生活に潜むトラブル(注意喚起)


2022年の民法改正により成人年齢が18歳となりました。親の同意がなくても契約できるなど、できることは増えますが、同時に、悪質商法や新興宗教集団の誘いに引き込まれる、ハラスメントに遭うなど、トラブルに巻き込まれるケースも増えます。
 

ハラスメント

セクシャル・ハラスメント
 修学・就業上の地位や権限を背景とした異性への誘い掛け・嫌がらせや、性的意味を持つ言動で相手を不快にさせることのほか、卑猥なポスターなどで修学環境を損ねるようなことも含まれます。
 セクシャル・ハラスメントかどうかは、基本的には受け手が不快に感じるかどうかです。
 具体的には、必要以上に身体的接触をする、性的な側面で人格評価をする、性的な魅力を強調するような服装や行動を要求する、交際をしつこくせまる、プライベートな領域にやたら関心を示す、などです。
 
アカデミック・ハラスメント
 教員等が教育・研究において、地位・職務権限を利用して学生等に著しい不利益を与えたり、不適切な言動で環境を害する行為を言います。
 具体的には、人格まで否定するような言葉の暴力、正当な理由なくまったく指導してもらえない、研究・論文執筆等の妨害、非常識なノルマや雑用・私用の命令、極度のえこひいき、などです。
 
その他のハラスメント
 上記のほかにも、お酒・飲酒の席への出席を強要する「アルコール・ハラスメント」、身体的な暴力を伴わない精神的な嫌がらせをする「モラル・ハラスメント」、アルバイトや仕事のうえで言葉や態度による暴力、非難といった「パワー・ハラスメント」などがあります。
 

悪質商法

悪質商法とは、契約する気持ちもないのに、相手をその気にさせた瞬間に契約まで取り交わし、商品などを売りつけようとするものです。次のようなものがあります。

マルチ商法
 商品やサービスを契約(加入)して、次は加入者が買い手を探して他の者を次々と組織に加入させることにより、ピラミッド式に販売組織を拡大させていく商法です。

キャッチセールス
 アンケート調査や無料体験などを装って別の場所へ連れて行かされ、そこで商品やサービスを契約させられる商法です。

無料商法
 無料である事を強調して勧誘された後、契約させられたり、または「無料」と偽り料金請求を受けたりする商法です。

デート商法
 販売目的を隠して近づき、ターゲットに好意を示し、相手の恋愛感情を利用して断れない状況を作り高額商品やサービスの契約を迫る商法です。
 
このほかにも様々な手口の悪質商法があります。気を付けましょう。
 

宗教団体の勧誘

サークルの勧誘やゼミ・勉強会などと言って声をかけられ、初めは宗教とは関係ない話をしてくるので判断が付きません。
親しげに話しかけられるので、初対面でも気が緩みがちですが、相手は勧誘のプロです。
「良い人かも!」と思っても、立ち話だけで個人情報を聞くような場合は警戒が必要。
また、活動もせずに合宿やセミナーの参加(見学)を強いられるような場合も警戒しましょう。
 

インターネットの利用

インターネットは、情報の収集発信など生活に欠かせない存在です。利用するにあたっては、安心なサイトを見分け、個人情報の入力は慎重にするなど気をつけることも必要です。
また、最近はインターネット上の掲示板や、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等への書き込みが一般化しています。しかし、誹謗中傷や犯罪を誘発するような無責任な書き込みは、投稿者(=自分自身)そのものが問われるものであり、ときには反社会的な行為と受け取られかねません。インターネットの利用に関して良からぬ疑いを掛けられることがないよう、節度ある行動・言動を守るよう心掛けてください。軽い気持ちの書き込みであっても、読み手側の印象で思わぬトラブルを招く恐れがあります。常に不特定多数の人に見られていることを意識しましょう。
また、インターネットの利用では、悪意を持ったウイルスの拡散や、情報を抜き取られるリスクなどもあります。PCのウイルス感染や、自分のID・パスワード情報を漏えいしないよう、不審なサイトやメールには十分注意してください。