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令和7年度CSI公開講座「緑を活かすイノベーション Vol.3:長野市の山林で描く、森林活用アイデアワークショップ」を開催しました!


長野県立大学CSI公開講座は、学生と地域の皆さんがともに地域の未来を考える「共創の学びの場」です。
第一線で活躍する実践者をお招きし、持続可能な社会づくりに必要な知識や考え方、未来へのヒントを得る機会として、
年間を通じてさまざまな形で実施しています。
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2025年6月28日(土)、CSI公開講座「緑を活かすイノベーション Vol.3:長野市の山林で描く、森林活用アイデアワークショップ」を開催しました。

講師には、長野県環境保全研究所 自然環境部で生物多様性の研究をされている小林慶子さん、そして長野市の未使用山林の利活用に取り組む「Team Yamassho」の皆さんをお招きしました。
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会場は、後町キャンパス・象山寮1階講義室。
講座は「山林×自分の“好き”」をテーマにしたワークショップ形式で進行し、参加者はグループに分かれて、自分の関心や得意なことを活かした“山林でやってみたいこと”のアイデアを出し合いました。


講師による話題提供では、長野の森林の現状や可能性、生物多様性の視点から見た山林の重要性、有史以来はじめてともいえる事態が里山の変容が起きていること、そして現場でできる工夫が共有されました。

その後のグループワークでは、学生、地域住民、専門家が垣根なく意見交換を重ね、短時間ながらもユニークなプランが生まれました。

「同じ関心を持った人たちと出会い、アイデアを出し合う楽しさを知った」「山の活用法を話し合えたことが何より楽しかった」などの声も聞かれ、自然資源に触れながら生まれるつながりと創造性の豊かさが感じられるひとときとなりました。
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参加者の声(一部抜粋):

☘︎「同じ関心を持った人たちと出会い、アイデアを出し合う楽しさを知りました。いい繋がりが生まれてありがたかったです」
☘︎「人間が里山の環境を維持することで、多様な生物の命も守られると知り、改めて人の営みの大切さを感じました」
☘︎「里山をめぐる課題について、基本的な理解が得られたのが良かったです」
☘︎「生物多様性の判断基準の難しさを感じました。減少している種もあれば、温暖化で新たに見られるようになった種もあり、単純に“多様性が失われている”とは言い切れないと感じました」
☘︎「昔ながらの文化を残すことの大切さを感じる一方、それを受け継ぐ人が減っている現状に驚きました」
☘︎「山の活用法について話し合えたことが、何よりも楽しかったです!」
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今後もCSIでは、地域や自然資源をテーマにした公開講座や実践の場づくりを継続してまいります。