信濃毎日新聞【保育士の「見えない技能」知って 幼児保育学ぶ県内学生有志、審査する全国大会開催を構想 数値化できない仕事、評価方法意見募る】伊藤葵さん(こども学科2年)のコメントが掲載されました
保育技能、可視化へ 県内学生が全国大会準備
保育を学ぶ県内の学生有志8人が、保育の技能を審査・評価する全国大会を、今秋にも県内で開く準備を進めています。専門性が高い一方、社会的評価が十分でない現状を疑問に感じ、「見えない技能」を可視化しようと思い立ちました。人手不足が指摘される中、保育業界のロールモデルを生み出す狙いもあります。
活動を支える一般社団法人信州子育てみらいネット(長野市)によると、大会は全国でも珍しい取り組みだといいます。きっかけは、保育関係者から「保育技能を社会で評価する機会がない」と聞き、共感したことでした。保育士を目指す本学こども学科2年の伊藤葵さんは「子どもと遊べていいね」「ジャージーで働けてうらやましい」と言われることも。「正解はない」と言われる保育の難しさを感じる自身の気持ちとのギャップを感じたといい、「『見えない技能』が知られないのはもったいない」と思っていたようです。
全国大会では、製造業や理美容など多様な職種の技能を競う「技能五輪全国大会」を参考に、保育を学ぶ全国の高校生や短大生、学生、就職1年目の保育士の出場を想定。審査員には専門家を招くことも検討しています。
ただ、開催には課題もあります。保育士、子ども、保護者で適切な保育の捉え方は異なり、数字で評価できない仕事の中身を誰がどう評価するかが課題です。「誰かに見せるために技能を学んでいるのではなく、子どもが主体であるべきだ」と考える伊藤さんは、「競技化」することへの迷いもあるといいます。
大会について、みらいネットは「保育の技能を言語化し、社会に伝えることが可能かを検証する社会実験」と説明。評価方法について一般の意見も取り入れ、最適な形を見いだしたいとしています。
■信濃毎日新聞 <2026年1月16日(金)>
保育士の「見えない技能」知って 幼児保育学ぶ県内学生有志、審査する全国大会開催を構想 数値化できない仕事、評価方法意見募る 「競技化」には迷いも…
保育を学ぶ県内の学生有志8人が、保育の技能を審査・評価する全国大会を、今秋にも県内で開く準備を進めています。専門性が高い一方、社会的評価が十分でない現状を疑問に感じ、「見えない技能」を可視化しようと思い立ちました。人手不足が指摘される中、保育業界のロールモデルを生み出す狙いもあります。
活動を支える一般社団法人信州子育てみらいネット(長野市)によると、大会は全国でも珍しい取り組みだといいます。きっかけは、保育関係者から「保育技能を社会で評価する機会がない」と聞き、共感したことでした。保育士を目指す本学こども学科2年の伊藤葵さんは「子どもと遊べていいね」「ジャージーで働けてうらやましい」と言われることも。「正解はない」と言われる保育の難しさを感じる自身の気持ちとのギャップを感じたといい、「『見えない技能』が知られないのはもったいない」と思っていたようです。
全国大会では、製造業や理美容など多様な職種の技能を競う「技能五輪全国大会」を参考に、保育を学ぶ全国の高校生や短大生、学生、就職1年目の保育士の出場を想定。審査員には専門家を招くことも検討しています。
ただ、開催には課題もあります。保育士、子ども、保護者で適切な保育の捉え方は異なり、数字で評価できない仕事の中身を誰がどう評価するかが課題です。「誰かに見せるために技能を学んでいるのではなく、子どもが主体であるべきだ」と考える伊藤さんは、「競技化」することへの迷いもあるといいます。
大会について、みらいネットは「保育の技能を言語化し、社会に伝えることが可能かを検証する社会実験」と説明。評価方法について一般の意見も取り入れ、最適な形を見いだしたいとしています。
■信濃毎日新聞 <2026年1月16日(金)>
保育士の「見えない技能」知って 幼児保育学ぶ県内学生有志、審査する全国大会開催を構想 数値化できない仕事、評価方法意見募る 「競技化」には迷いも…
