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職業教育研究の世界的権威 ドイツ・ケルン大学マティアス・ピルツ教授が 長野市を訪れ、宮下清教授と本学、県庁、マルコメ(株)を訪問しました


 東京・紀尾井町のドイツ日本研究所開催のセミナー(在日ドイツ商工会議所後援)講演で来日したドイツ・ケルン大学のマティアス・ピルツ教授(Prof. Dr Matthias Pilz)は、3月4日ケビン・マッスマン東京国際大学専任講師と長野市を訪れ、宮下清教授(グローバルマネジメント学部)の案内で視察や意見交換を行いました。ケルン大学は1388年創立と欧州最古の伝統とドイツ最大規模を誇る中世大学で、同大学の職業・経営教育研究所(The Institute for Vocational and Business Education at the University of Cologne)に所属するピルツ教授は、職業教育訓練(VET)分野で多くの優れた研究成果をあげている世界的な研究者です。
 まずはマルコメ株式会社を訪問し、商品、採用、職種などの説明を受けた後、工場で味噌づくりを見学しました。マルコメはドイツでもよく知られるブランドであり、その有名な味噌メーカーの本社を訪問できることを楽しみにしていたそうです。
 麹から発酵・熟成、充填・包装までの製品化プロセスから、高い品質と技術、作業者がいない生産工程の省力化に驚き、日本の伝統食と最新技術が融合する同社に大いに感銘を受けていました。関心のある育成や研修、海外販売の質疑も行われました。
 本学ではキャリアセンターで大学の就職支援について説明を受けました。(詳細はコチラ) 
 その後、長野県庁を訪問し、教育委員会から職業高校の減少や就職状況、高校再編など県立高校の現状と課題についての説明を受けました。ピルツ教授からドイツでも高校再編が進んでおり、日本でどう実施され、教員や住民からの反対はないかとの質問がありました。ドイツでも同様な課題があり、共通の悩みを抱えていることで、教育委員会の方々は親近感を感じて会場の雰囲気は和らぎ、質疑も活発になりました。
 ピルツ教授から、ドイツでは職業教育と学校教育がデュアルシステムで連携しており、高校生が在学中や卒業後に職業教育を受けることは一般的であることを伺い、高校普通科から大学進学志向が強い日本との相違が浮き彫りになりました。実際にドイツでピルツ、マッスマン両先生とも高校卒業後、2~3年は職業学校のデュアルシステムで学校と企業を行き来して学んできたそうです。
 今回の長野訪問はとても充実したもので、素晴らしかったとの感想を頂き、宮下教授も県庁、高校、企業など関係先を回り、準備してきた甲斐があったようです。ご協力を頂いた関係先の皆様に感謝申し上げると共に、ピルツ教授の「教育と雇用間の移行に関する研究」(Transition research between education and employment systems)の成果が皆様に理解され、今後の展望につながる成果を頂いたことと思います。

マルコメ 工場見学コースにて
左から宮下 清教授、マティアス・ピルツ教授、ケビン・マッスマン専任講師、マルコメ担当者

長野県立大 キャリアセンターにて

長野県庁 教育委員会にて