医療タイムス「長野県で平均寿命サミット 地域の生活や健康考える」に、今村晴彦准教授(健康栄養科学研究科)のコメントが掲載されました。

11月22日、本学三輪キャンパスで「平均寿命サミット」が11年ぶりに開催され、長野・滋賀・沖縄・青森の関係者250人以上が参加し、各県の健康づくりの取り組みや課題について意見交換が行われました。
大会長の今村晴彦准教授は、「2013年の第1回のときには長野県が男女とも平均寿命1位だったが、11年の間に他県に1位を譲り、その間(保健補導員の減少など)住民活動の低下も重なった」と述べ、今後は若者世代の関わりを得ながら「新しい健康長寿の形を考えたい」と語りました。
シンポジウムでは、長野県のがん死亡率の低さや、地域と医療機関が協働して健康づくりを進めてきた点が紹介されました。一方で、人口減少により従来の活動の継続が難しくなる懸念や、若年層の死亡率の高さが課題として示され、若年死亡への総合的な対策が必要であることが指摘されました。また、地域のつながりや「ピア活動」の意義についても共有され、青森県からは、平均寿命が最下位で推移している現状を踏まえ、高血圧対策を中心に県民の行動変容を促す取り組みを進めていることが報告されました。
■医療タイムス <2025年12月1日(月)>
長野で平均寿命サミット 地域の生活や健康考える
大会長の今村晴彦准教授は、「2013年の第1回のときには長野県が男女とも平均寿命1位だったが、11年の間に他県に1位を譲り、その間(保健補導員の減少など)住民活動の低下も重なった」と述べ、今後は若者世代の関わりを得ながら「新しい健康長寿の形を考えたい」と語りました。
シンポジウムでは、長野県のがん死亡率の低さや、地域と医療機関が協働して健康づくりを進めてきた点が紹介されました。一方で、人口減少により従来の活動の継続が難しくなる懸念や、若年層の死亡率の高さが課題として示され、若年死亡への総合的な対策が必要であることが指摘されました。また、地域のつながりや「ピア活動」の意義についても共有され、青森県からは、平均寿命が最下位で推移している現状を踏まえ、高血圧対策を中心に県民の行動変容を促す取り組みを進めていることが報告されました。
■医療タイムス <2025年12月1日(月)>
長野で平均寿命サミット 地域の生活や健康考える
