受入交換留学生と松本・高ボッチ高原フィールドトリップを行いました

2025年9月より、本学では、中国、台湾、韓国の協定校から5名の交換留学生を受け入れました。今回は、3名の交換留学生と3名のバディ学生の皆さんの企画により、松本エリアと高ボッチ高原へのフィールドトリップを行いました。
午前中は、松本市にある「美ヶ原温泉ふれあい山辺館」で、そば打ちを体験しました。そば粉に水を加えながら生地を作るところからスタートです。そば粉と水を混ぜる行程にもコツがあり、腕の力を使います。生地が固まるまで、約1時間もかかりました。材料は同じでも、混ぜ方や水の加え方で生地の固さは人それぞれ。お互いの生地を試しに触ってみると、その違いがよく分かります。
次は、生地をのばしていきます。生地が固いほど、のばすのにも力が要りますが、その分、コシの強い美味しいそばができあがることを楽しみに頑張りました。生地をのばしたら、いよいよ専用の包丁を使って、そばを切っていきます。そばの太さにも個性が出て、同じ材料でもきっと味わいが異なることでしょう。
でき上がったそばは、パック詰めをして持ち帰ります。完成までにかかった時間は約2時間。そば打ち体験が終わった皆さんの顔には達成感が見られました。一から手作りのそばの味は、いかがだったでしょうか。
続いて向かったのは、松本市にある「石井味噌」です。慶応4年(1868年)創業の伝統ある味噌づくりの見学と、お昼ご飯をこちらでいただきました。まずは、「信州三年味噌」で有名な、天然醸造で作られる味噌が入った大きな木桶を目の前に、味噌がどのように作られているか、説明を聞きました。日本全国で生産される味噌の約半分が長野県で生産されており、その中でも「天然醸造」によって作られる味噌は全体の約1%以下と、とても貴重です。そんな味噌を使ったお昼ご飯も堪能しました。
おなかがいっぱいになったところで、「松本城」に向かい、散策の時間です。空気は冷たいものの、とても良いお天気で、水面に映る松本城がとても美しかったです。お城と橋のコントラストが映える写真スポットで記念撮影。
そのあとは、「なわて通り」を散歩しながら、たい焼きを食べました。紅葉も見ごろで、とても気持ちの良い秋晴れでした。
そのあとは、「なわて通り」を散歩しながら、たい焼きを食べました。紅葉も見ごろで、とても気持ちの良い秋晴れでした。
最後の目的地は、「高ボッチ高原」です。山を進む道路には、前日に降った雪が積っていました。到着したのは、まもなく日没の時間でした。見渡す景色は夕日と雪化粧をした山々。交換留学生とバディ学生の皆さんからは「きれい!」の言葉が止まりません。車を停めた場所から、頂上まで歩くと、なんと諏訪湖と富士山がうっすら見えるという絶景を楽しむことができました。交換留学生からは「『君の名は』だ!」という声が。思いがけず、映画でモデルになったと言われる湖を見ることができました。手がかじかむほど冷え込んでいましたが、夕日が沈むまで山頂からの眺めを堪能しました。



そば打ち体験や味噌づくりの見学といった長野の特産品に触れ、長野の秋晴れの中、学生同士の交流も深まるフィールドトリップとなりました。交換留学生にとっても、バディの皆さんにとっても、よい思い出の一つとなったことを願っています。
◆バディ学生…交換留学生の来日時の受入や、生活面や学修面などの支援を行い、文化交流や日本語力の向上を促進する留学生サポーターの学生です。
◆本学の交換留学制度についてはこちら。
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