[経緯]
　長野県立大学の公認サークル「きなさっぷ」では、鬼無里での民泊支援などの地域活動を行っていますが、活動のための移動が課題となっていました。金銭的負担のほか、バスの本数やバス停から先の移動手段の確保が難しく、これまで、長野市鬼無里支所の職員の方に送迎していただくなどしていましたが、職員の方の負担や時間の都合など問題となっていました。

[学生の提案]
　そこで、きなさっぷの学生が長野市鬼無里支所と連携し、大学を拠点とした学生向けのカーシェアリングサービスを、株式会社Uホールディングスと本学に提案しました。この提案に対し、株式会社トヨタレンタリース長野も加えて具体的なサービスの提供を検討し、この度、サービス提供が実現することとなりました。

[サービスの提供]
　今回開始するクローズドカーシェアリングサービスは、長野県立大学三輪キャンパスを拠点として、トヨタの提供するカーシェアシステム「TOYOTA SHARE（トヨタシェア）」を、長野県立大学学生を対象に提供するものです。「TOYOTA SHARE」は、スマートフォン一つあれば利用可能で、安全装備が充実した車をシェアリングできるのが特徴です。これにより、学生の課外活動の幅が広がることを期待しています。