食健康学科

管理栄養士の仕事は、S c i e n c e & A r tであると言われます。確かな知識と技術を基盤に管理栄養士が様々な分野で必要とされる栄養マネジメントについて総合的に学修します。
系統的・段階的な学びを、実践に活かすための演習や実習にも力を入れ、基礎と実践の融合を図っています。

学科長からのメッセージ

nakazawa

海外に関心のある方にもぜひ参加してほしい新しい学びです。

食健康学科長 中澤 弥子 教授

食健康学科では、様々なライフステージの人々の栄養や食生活について理解を深め、食を通じた健康のプロフェッショナルをめざします。そして英語力を高めながら、健康長寿を支える長野県や日本の食文化の多様性を世界へ向けて発信していきます。また、「管理栄養士」がどのような活躍をしているのかを知り、人々のQOL(生活の質)を高め、社会に貢献するために、多彩なフィールドワークを行います。

食健康学科 2年 那須野 清夏さん

それぞれの対象者に向けた言葉の大切さにも気づきました。

基礎をまず覚えることの多い1年次から比べると、より専門的な学びが深まり、食健康に関する面白さが増してきました。中でも「食事摂取基準」の授業は、食事を提供するときに必要な栄養の科学的根拠を学べるなど、よりリアルで専門的な学びなのが魅力です。例題として、様々な条件の人が食事の相談に訪れたケースを設定し、栄養管理のアドバイスを行うものです。人と向かい合い意見を述べる訓練を重ねることで、以前より対象者に対する言葉の使い方に気を配るようになりました。わかりやすく、具体的な根拠を明示することを心がけています。

食健康学科 1年 百田 健人さん

様々な臨地実習、そして活躍する管理栄養士の話を聞く場の多さが魅力。

食品や人体についての基礎的な科目を学んでいます。また健康発達実習では、農作業や小学校での実習も行っています。 もともと食と健康の分野に関心があり、とくに食健康学科は臨地実習の時間が豊富で、医療施設や給食施設など実際の現場に触れる機会が多い点に魅力を感じ、入学しました。本学科は自分たちのやりたいことに先生方が協力してくださり、新しいことに挑戦できます。管理栄養士として活躍されている方のお話を聞く機会もたくさんあり、自分の将来について真剣に向き合うことができます。私は将来、子どもだけでなく、子育てをする親御さんに対しても食育を行うなど、健康的な食事ができる環境づくりに携わりたいと考えていますので、夢を実現するために積極的に質問をするように心がけています。

4年間の学びとめざす進路

1年次 2年次 3年次 4年次

必修科目を中心に履修し、基礎力を養います。
●英語
●発信力ゼミ
●情報リテラシー
●健康発達概論
●健康発達実習
●管理栄養士活動論
●臨床医学概論
●人体機能(生理)学
●人体構造(解剖)学
●食品学Ⅰ・Ⅱ
●調理学
●食品衛生学●基礎栄養学Ⅰ・Ⅱ
●給食経営管理論Ⅰ・Ⅱなど

海外プログラムで、グローバルな視野を身につけます。
●海外プログラム

専門基礎科目と専門科目を中心に履修し、専門分野の基礎と実践の橋渡しをします。
●生化学Ⅰ・Ⅱ
●応用栄養学Ⅰ・Ⅱ
●栄養教育論Ⅰ
●臨床栄養管理学Ⅰ
●公衆栄養学Ⅰ・Ⅱ
●給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ
●臨地実習Ⅰ(学校給食センター)
などど

専門科目を中心に履修し、専門分野の応用力を養います。
●公衆衛生学
●食ビジネス概論
●応用栄養学Ⅲ
●栄養教育論Ⅱ
●臨床栄養管理学Ⅱ・Ⅲ
●ゼミナールなど


多様な臨地実習で実践力を
養成します。

●臨地実習Ⅱ(病院)
●臨地実習Ⅲ(保健所)
●臨地実習Ⅳ~Ⅶ
(福祉施設・保育所・特別支援学校・事業所など)

4年間の学びの総まとめを行います。
●総合演習
●卒業研究

■卒業後の主な進路(想定)

  • 行政機関(国、県、保健所、市町村保健センター等)
  • 医療機関(病院、クリニック等)
  • 福祉施設(老人福祉施設、児童福祉施設(保育所等))
  • 幼稚園、小・中・特別支援学校
  • 教育・研究機関(大学、研究所等)
  • 食品関連企業
  • 開業管理栄養士
    など

カリキュラム

履修モデル

1.総合教育科目

科目区分1年次2年次3年次4年次
外国語科目

英語 ・英語 ・英語
基礎科目 コミュニケーション ・発信力ゼミ
情報 ・情報リテラシー

人文系科目、 社会系科目、 自然・情報系科目、
基盤科目の選択科目

・心理学 ・哲学 ・倫理学 ・教育学 ・言語学 ・文学 ・歴史(近現代)
・民俗文化論 ・文化人類学 ・音楽 ・国際関係論 ・社会学 ・憲法 ・経済学入門 ・社会保障入門
・数学的発想 ・生命科学 ・プログラミング基礎 ・IT活用論 ・デザイン思考 ・世界の文化と社会
・象山学 ・信州学 ・健康と運動科学 ・シーズンスポーツ ・グローバル教養ゼミなど

2.専門教育科目

科目区分1年次2年次3年次4年次
専門基礎科目

学部共通科目

・健康発達概論
・健康発達実習

・長野県健康社会史
導入科目 ・管理栄養士活動論  

・食文化論
・海外プログラム
・アカウンティング入門(※)
・経営学入門(※)

・リーダーシップ論(※)

社会・環境と健康

・食事調査法
・社会福祉学

・公衆衛生学
・公衆衛生学実習
・栄養疫学
人体の構造と機能
及び疫病の成り立ち

・臨床医学概論
・人体機能(生理)学
・解剖学実習
・人体構造(解剖)学

・生物学Ⅰ・Ⅱ
・生化学実験
・病理学
・生理学実習

・運動生理学
・運動生理学実習

食べ物と健康

・食品学Ⅰ・Ⅱ
・食品学実験
・調理学
・調理科学実験
・調理学実習Ⅰ・Ⅱ
・食品衛生学
・食品衛生学実験

・食品開発・品質管理論 ・食品・メニュー開発実習
・食ビジネス概論
・国際食文化論実習

専門科目

基礎栄養学 ・基礎栄養学Ⅰ・Ⅱ ・基礎栄養学実験
応用栄養学

・食事摂取基準
・応用栄養学Ⅰ・Ⅱ

・応用栄養学Ⅲ
・応用栄養学実習

栄養教育論 ・栄養教育論Ⅰ ・栄養教育論Ⅱ
・栄養教育論実習
・栄養カウンセリング演習
臨床栄養学 ・臨床栄養管理学Ⅰ

・臨床栄養管理学Ⅱ・Ⅲ
・臨床栄養管理学実習Ⅰ・Ⅱ
・臨床栄養管理学演習

公衆栄養学 ・公衆栄養学Ⅰ・Ⅱ ・公衆栄養学実習
給食経営管理論

・給食経営管理論Ⅰ・Ⅱ

・給食経営管理論Ⅰ・Ⅱ

総合演習 ・総合演習
臨地実習実験事前事後指導
臨地実習 ・臨地実習Ⅰ
(学校給食センター)

・臨地実習Ⅱ(病院)
・臨地実習Ⅲ(保健所)
・臨地実習Ⅳ~Ⅶ(福祉施設・
保育所・特別支援学校・事業所等)

ゼミナール・卒業研究

・ゼミナール

・卒業研究

3.教職科目

科目区分1年次2年次3年次4年次
栄養教諭に関する科目 栄養に係る教育に関する科目 ・学校栄養教育論
・学校栄養教育実践論

・学校栄養教育実習事前事後指導
・学校栄養教育実習

教職に関する科目 ・教職論

・教育原論
・道徳教育論
・発達と教育の心理学
・特別活動論

・教育課程論
・教育制度論
・教育方法論
・教育相談論
・生徒指導論
・教職実践演習

科目紹介

管理栄養士活動論

様々な職域で活躍する管理栄養士の生の声を聴き、社会のニーズに応える管理栄養士の役割と使命について学びを深めます。自ら課題を発見し、他者と意見を交換して、理想とする管理栄養士像について自分なりの目標を定めます。

食事摂取基準

管理栄養士が個人および集団に対して栄養アセスメントや適切な栄養計画、食事計画を立てる際の科学的根拠となる食事摂取基準を学びます。基礎理論と各指標を理解し、対象者の栄養管理プロセスの活用方法を学修します。

給食経営管理実習

給食の計画・実施・評価に至る一連の業務を学生が主体的に実践し、PDCAサイクルに基づく給食経営の全体業務を学びます。グループでテーマを決め、役割を分担して、実際に学内で給食サービスを行います。

基礎栄養学実験

本実験では、体内の栄養素代謝能の違いと遺伝子との関係(個人差)、食事内容と尿中排泄成分の関係、味覚の感受性とその変化など講義(机上)で学修した内容について、実際に自身の身体を通じて理解を深めます。

発達と教育の心理学

乳幼児期から青年期に至る心身の発達を概説し、それに応じた学習のプロセスと学校教育および子育て、家庭教育の基礎となる理論について学びます。また、障害がある幼児、児童および生徒の心身の発達や学習のプロセスにも言及します。

取得可能な免許・資格

  • 管理栄養士国家試験受験資格
  • 栄養教諭1種免許
  • 栄養士

3つのポリシー